Webサイトを作成するとき、CMSというワードをよく聞くと思います。
本記事では、
「CMSとは何か」
「Wix CMSのメリット・デメリット」
「Wix・WordPress・Jimdoの比較と選び方」について解説していきます。
Wixとは
Wixとはノーコードで、ウェブサイトを作成できるホームページ作成ツールです。
Wixは2006年にイスラエルで開発されたツールで、2019年には日本法人が設立され、世界で2億人以上のユーザーがいます。（2023年8月時点）
Wixは作成者のスキルに応じて無料から有料のプランを選べ、
すべての管理がWixのプラットフォーム上で行えます。
プロがデザインした豊富なテンプレートがあり、自分のウェブサイトを簡単に作成することができます。
日本語のヘルプセンターや電話サポートもあるので
操作の疑問点なども確認しながら安心してホームページ作成を進められます。
Wixについて詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
CMSとは
CMSとは、Contents Management System（コンテンツ・マネジメント・システム）の略です。
Webサイトの修正や変更、コンテンツ（画像、デザイン、レイアウトなど）を保存し管理することができるサービスのことです。
CMSは小規模なサイトからある程度の規模のサイトの運営をするのに欠かせない存在です。
運用目的や事業規模に合わせて最適なCMS選びが重要になっていきます。
Wix CMSが選ばれる理由
Wixが世界で2億人以上に利用されている理由は
サーバー代かからず、無料で本格的なホームページが作成できる
ノーコードで操作ができる（HTML・CSS知識が不要）
300種類以上の「Wixアプリ」でサイトをカスタマイズできる
サーバー代かからず、無料で本格的なホームページが作成できる
Wixは無料で使うことができます。
ホームページの作成で有名な「WordPress」はダウンロードや有料サーバーの契約が必要ですが
「Wix」はクラウド型なので、サーバーの契約をする必要がありません。
また、プロのデザイナーが作成したデザインのテンプレートが800種類以上あるので、
初心者の方でもクオリティの高いサイト作りができます。
ノーコードで操作ができる（HTML・CSSの知識が不要）
Wixはノーコードで（HTML・CSSの知識がなくても）操作ができます。
基本的な操作は「ドラッグ＆ドロップ」で、
PowerPointのようにプレゼンテーションを作る感覚でWebサイト制作ができます。
操作が簡単で扱いやすいのもWix CMSが選ばれる理由です。
300種類以上の「Wixアプリ」でサイトをカスタマイズできる
Wixは「Wixアプリ」が300種類以上あり、自分のサイトに合った機能を自由にカスタマイズできます。
Wixブッキング（オンライン予約）
Wixフォーム（お問い合わせフォーム、資料請求フォーム）
Wixストア（ネットショップ）
Wixミュージック
Wixブログ
Wixイベント
以上は利用できる機能の一部で、サイトや用途に合ったアプリがたくさんあります。
CMSのホームページの制作方法
もしCMSを利用せず、ホームページの制作をすると以下の手順が必要です。
＜CMSなしの手順＞
文章、レイアウトを入力したHTMLファイルの作成
ホームページの入り口「indexページのHTMLファイルの更新」
作成したHTMLファイルと画像をサーバーにアップロードする
更新作業完了
CMSを利用すれば、より簡単にブラウザの画面で作業ができます。
＜CMSありの手順＞
ブラウザからログインし、ブラウザの画面内で編集
更新作業完了
ブラウザ内に直接文章の入力、編集ができ、ドラッグ＆ドロップで簡単に画像をアップロードできるので手順も少ないです。
代表的なCMSは「Wix」「WordPress」「Jimdo」などがあります。
続いては、CMSを導入しWebサイトを作成するとどのようなメリットが得られるのかご説明します。
Wix CMSのメリット
専門知識が必要なく簡単にWebサイトの更新・追加ができる
Webサイト運用がスムーズになる
マルチデバイス対応が容易
コストや手間を削減できる
専門知識が必要なく簡単にWebサイトの更新・追加ができる
CMSを導入すれば専門知識がいらないので、初心者でも簡単に本格的なWebサイトの作成ができ更新や追加も簡単にできます。
CMSを導入していないWebサイトはHTMLなどの専門知識が必要になるので未経験の方には扱いづらいかもしれません。
例えば、サイト内の文章を1行変更するのにもHTMLの知識が必要で、知識が無い場合はWeb制作会社などに外注しなければなりません…
CMSを導入しているWebサイトはデータベース上に保存されている、テキストや画像のデータを編集するだけで、Webサイトの更新ができます。
テンプレートのデザインも豊富で、新しいページの追加も難しくはありません。
Webサイト運用がスムーズになる
CMSを導入することでWebサイトの運用がスムーズになります。
企業がWebサイトを作成する際、ページごとに管理し担当者が複数名いることが多いと思います。
各部門にWebサイト運用や制作について詳しい方がいれば良いのですが、そうとは限りません。
詳しい方がいない場合、ページの更新や追加をするのにわざわざ依頼をし外注しなければならず、手間がかかる場合があります。
CMSの導入により、専門知識がない方でもアカウントごとに直接ページの更新や追加ができるようになるので同時に作業が進められます。
既存のテンプレートを使えば、デザインの統一もされるのでスムーズにWebサイトの運用ができるようになります。
マルチデバイス対応が容易
CMSを導入することで、Webサイトのマルチデバイス対応が容易になります。
マルチデバイス対応によってパソコンやスマートフォン、タブレットといった
複数のデバイスでWebサイトなどのサービスやコンテンツを同じように利用できるようになります。
1つ1つのデバイスのサイズに合わせたWebサイトをいちいち作らなくても
データベース上に保存をしていれば自動的にサイズの調整をしてくれます。
コストや手間を削減できる
CMSの導入で、専門知識がなくてもWebサイト制作ができるので、
外注する費用の削減や値段交渉の手間を省くことができます。
Wix CMSのデメリット
セキュリティ面の対策をする必要がある
セキュリティ面の対策をする必要がある
CMS導入はメリットがたくさんあり、効率的にWebサイトの作成ができますが、
不正アクセスなどセキュリティ面の対策をする必要があります。
CMSはクラウド上に保存していることがほとんどなので、IDやパスワードが流出してしまうと
不正アクセスをされてしまい、サイトの構造を勝手に変えられてしまうリスクがあります。
二段階認証やIDやパスワードが流出しないように対策をすれば問題はありません。
他のCMSとの比較
代表的なCMSは「Wix」の他に「WordPress」や「Jimdo」などがあります。
以下は「Wix」「WordPress」「Jimdo」を比較した表です。
CMSを選ぶ際は、利用する目的とWebサイトを作成する人のスキルがどれくらいあるのかを
考慮するのが大切になってきます。
どのCMSを使えばいいか迷っている方に向けて
「Wix」「WordPress」「Jimdo」の選び方についてご説明します。
Wix向きの方
Webのスキルに自信がない方
初心者の方
簡単にクオリティの高いWebサイトが作りたい方
小規模～中規模の企業のオーナー
フリーランスの方
動画やアニメーションを多く取り入れたWebサイトの作成やブログ、SNSの活用をしたい方はWixが最適です。
Wixにすればネットショップ開設やお店のホームページも低コストで作成できます。
WordPress向きの方
サーバーの扱いに慣れている方
ブログを書くことがメインの方
世界的に見るとWordPressは有名なCMSです。
ある程度のWebサイト作成やサーバーの知識がある方はWordPressが最適です。
Jimdo向きの方
こだわりがあまりない方
時間がない方
Webサイトのデザインにこだわりがなく既存のものでもOK、時間がない方にはJimdoが最適です。
Webサイト作成の操作方法はWixと似ていますが、
Jimdoはコンテンツのブロックを追加していくので、コンテンツを自由な位置に配置できません。
まとめ
本記事では「CMSとは何か」、「Wix CMSのメリット・デメリット」「Wix・WordPress・Jimdoの比較と選び方」について解説していきました。
CMSとはWebサイトを作成をし、サイトの運営をするのに欠かせない存在です。
WixのCMSが選ばれるのは
サーバー代かからず、無料で本格的なホームページが作成できる
ノーコードで操作ができる
300種類以上の「Wixアプリ」でサイトをカスタマイズできる
からではないでしょうか。
Wixは専門知識が無くてもWebサイトの運用ができ、初心者の方にも向いています。
サーバーの扱いに慣れている経験者はWordPressを、
Webサイトにこだわりがなく時間もない方はJimdoを利用してみてください。
運用目的や事業規模に合わせて最適なCMS選びをしていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました！
株式会社ラジャ
弊社ではWixのご相談やお困りごとをサポートしています。
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